これだけは知っておくべき!宗教や宗派別の葬儀マナー
これだけは知っておくべき!宗教や宗派別の葬儀マナー
人生を長く経験していると、人々の死に触れることが多くなってきます。
学生から社会人になった時でも、格段に葬儀に参列する機会が増えていくのです。
それは社会人になると人脈が広がり、会社や取引先関連の人との交流も広くなっていくからなのです。
葬儀と一言で言っても、宗教や宗派によってとらえ方や考え方マナーや作法も、異なってくるんです。
例えば仏式の葬儀でも浄土真宗や曹洞宗、日蓮宗に天台宗によっても葬儀のあり方や成仏の考え方に違いがみられるんです。
浄土真宗ではなくなると即成仏するとの考え方で、死に装束やお塩で清めるなどといった弔い方はしません。
弔電や弔辞の祈ると言ったり冥福を祈るという表現もご法度になります。
またキリスト教を信教とする人も多く、カトリックとプロテスタントで葬式のあり方が異なるんです。
前夜祭や通夜祭などと名称も異なるのです。
そして仏式のように焼香や香典という考え方もありません。
献花をして香典の代わりにお花料を渡します。
関西と関東では葬儀の仕方や方法が違います
人が亡くなるということは毎日のように日本全国で起こっている事象です。
人間は生まれた以上、死ぬことを受け入れ天に召される日がやってくるんです。
遺族にとっては身内が亡くなることは非常に悲しいことですが、悲しみばかりに浸っている暇はありません。
故人がきちんと成仏するために葬儀を執り行ってあげる必要があります。
まず葬儀では通夜が行われるのですが関東と関西では違いがあります。
西日本は逝去した翌日に通夜を行いますが、東日本では逝去後2日から4日に通夜を行うのです。
またご遺体を焼却後、お骨を拾う方法にも違いがみられるんです。
関東では骨をくまなくすべて広い大きな骨壺に収めるのです。
一方関西では主要なお骨を拾い、残りは火葬場に残して帰ることが多いです。
それゆえ骨壺も東日本より少し小さめになっていることも珍しくありません。
その土地や地方の慣習や習慣にのっとって葬儀を執り行うことが大事ですが、いずれにしても故人をしのび心から弔う気持ちが大事です。